六平直政「嘘の戦争」草なぎ剛を絶賛「男盛り 素晴らしい役者に成長」

[ 2017年1月24日 19:20 ]

「嘘の戦争」第3話にゲスト出演する六平直政(C)カンテレ
Photo By 提供写真

 故蜷川幸雄さん演出舞台の常連として知られる個性派俳優・六平直政(62)が24日放送のフジテレビ「嘘の戦争」(火曜後9・00)第3話にゲスト出演する。

 昨年大みそかをもって解散した「SMAP」の草なぎ剛(42)が主演。2015年1月クールに放送され、好評を博した「銭の戦争」に続く“復讐シリーズ”第2弾。脚本・後藤法子氏、演出・三宅喜重氏をはじめ、「銭の戦争」のスタッフが再び集まった。草なぎは30年前に一家無理心中に見せかけて家族を殺害され、天才詐欺師となって復讐の鬼と化す男を熱演。詐欺師ならではの手法を使ったスリリングな復讐劇をシリアスに、ユーモラスに描く。

 第3話のターゲットは、30年前に捜査を担当した刑事の三輪郁夫(六平)。三輪は、浩一の家族が意図的に殺されたことを知っていながら殺人を隠蔽し、9歳だった浩一に事件は父親による心中だったと嘘の証言を強要した人物だった…。

 六平は映画「日本沈没」(2006年)やバラエティー番組で草なぎと共演。「今回、ガッチリ組んで芝居をさせていただきましたが、今が男盛り、人間的にも力強く、優しく、素晴らしい役者に成長されていました。大事なシーンが終わった後は、人懐っこく、私をいじってリラックスさせていただき、とても楽しかったです。これからのドラマ、映画を支えていく役者さんだと思います」と草なぎを絶賛した。

 「ドラマでも映画でも演劇でも、ドラマツルギーとして一番ワクワク、ドキドキして痛快なのは、仇討のストーリーです。『嘘の戦争』は、まさに草なぎさん演じる浩一が次々に過去を解明し仇討していくわけですが、一筋縄にはいかない手に汗握る展開になっています。見ている方は、仇を討った姿を見てスッキリしたいのに、人間関係が交錯してハラハラ、ドキドキですよね。私の演じる三輪刑事も仇討されてしまうのですが、見方を変えると、かわいそうな人間です。人間の表だけではない、裏の顔が見えるのが、このドラマのおもしろいところだと思います」とアピールしている。

続きを表示

2017年1月24日のニュース