目黒祐樹「思い出すのは笑顔だけ」 遺骨は事実婚状態の元女優の元に

[ 2017年1月24日 08:50 ]

松方弘樹さん急逝

自宅前で兄・松方弘樹について報道陣の取材に応じる目黒祐樹
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 弟で俳優の目黒祐樹(69)はこの日夜、都内の自宅前で取材に対応し、病床の松方さんの様子などを明かした。

 最後に会ったのは昨年12月10日。目黒が声を掛けると「ほお」「へぇ」「そうか」などと相づちを打ち、その後はほとんど意識がない状態が続いたという。

 松方さんは昨年2月から入院。11カ月にわたって病院で過ごしたが、「本人はこのまま仕事復帰できないとは全然思わなかったと思います。常に明るくて、今も思い出されるのは笑顔だけですね」としみじみ。父親の近衛十四郎さんは63歳で死去。「俺たちも親父の年を超えてしまったなぁ。長生きしような」と話しながら74歳で亡くなってしまった松方さんを、目黒は「少し早すぎますね」と悔やんだ。

 兄として、俳優としてその背中を追いかけてきた。「兄は常に僕よりはるか前を歩いていました。いつか追いつこうと思っていたけど、結局追いつけず、とうとう見えなくなってしまうのかと思うと残念でなりません」と声を詰まらせた。

 葬儀は親族だけで済ませたが、「いずれはお別れの会という形も考えています」と説明。松方さんの遺骨は事実婚状態にある元女優の元にあるといい、「兄をずっと支えていただいて、本当に感謝しております。いずれは両親が眠っている京都にお骨を、と思っています」と明かした。

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2017年1月24日のニュース