ドン小西氏　資産60億円から負債15億円も「怖がるな」

ドン小西氏
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　ファッションデザイナーのドン小西氏（６６）が２３日放送のテレビ朝日系「しくじり先生　俺みたいになるな！！３時間スペシャル」（月曜後７・００）に出演。資産６０億円から負債１５億円への転落、そこからの復活を語った。

　小西氏は１９８０年代に「ＦＩＣＣＥ」などのブランドが大当たりし、一時年商６０億円、総スタッフ数２００人に達した。資産は６０億円となり、億単位の不動産や高級外車を多数所有していたという。

　だが、ユニクロのシンプルファッションブームが到来すると、高額ド派手路線だった小西氏の事業は業績が急降下。全ブランドショップを閉店し、１５億円の負債を抱えることになった。事業が立ち行かなくなるとともに実家を売却し、離婚もした。

　どん底生活を迎え「自分には何もない」と実感。自分を見つめなおしている時に、ワイドショーでのファッションチェックのオファーが飛び込んだ。フジテレビ「とくダネ！」のディレクターが名付けた「ドン小西」の愛称で放つ辛口ファッションチェックが大受けし、２０１０年には１５億円の借金を完済。自身の経験を振り返り、「全てをなくしても怖がることはなく、完全燃焼していればどうにかなる」とかみしめるように語った。