高樹沙耶被告 起訴内容を否認 大麻は「私が所持している物ではない」

[ 2017年1月24日 05:30 ]

高樹沙耶被告
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 沖縄県・石垣島(石垣市)の自宅に大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反(所持)の罪に問われた元女優の高樹沙耶(本名益戸育江)被告(53)は23日、那覇地裁の初公判で「私が所持している物ではない」と起訴内容を否認した。一方、共犯とされる会社役員森山繁成被告(58)は「全て私の大麻だ」と認めた。

 検察側は冒頭陳述で、13年ごろに2人が同居を始める際、森山被告が大麻の持ち込みと吸引の許可を求め、高樹被告が応じたと指摘。「森山被告の大麻合法化運動に共感していた」とし高樹被告も吸引していたとした。

 紫のセーターに深緑色のズボン姿で出廷した高樹被告は、被告人質問で「歯の痛みを和らげるため(大麻を)月に4〜5回使っていた」と供述。「森山被告の所有物なので、承認を得て使っていた」と主張した。

 今後、高樹被告の裁判は森山被告とは別々に行われることになり、次回は来月6日に開かれる。

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2017年1月24日のニュース