「小川宏ショー」は常にほのぼの…小倉氏「情報番組は原点に返った方が」

[ 2016年12月6日 10:47 ]

フジテレビ「とくダネ!」に出演した小倉智昭キャスター
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 フジテレビの朝のワイドショー「小川宏ショー」の司会を17年間にわたって務めたフリーアナウンサーの小川宏さんが11月29日午前11時、多臓器不全のため90歳で死去。芸能界から追悼の声が相次ぐ中、小倉智昭キャスター(69)が6日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」の取材に応じ、名司会者と呼ばれた大先輩との別れを悼んだ。

 小川さんにあこがれ「いつか一緒に仕事ができればいいなと思っていた」という小倉氏。東京12チャンネル(現・テレビ東京) を退社してフリーになって一番苦しかった時に小川さんの言葉が支えになったといい「とてもあたたかくて、僕のことを考えてくださった」と当時を振り返り感謝の気持ちを口にした。

 小倉氏が司会を務めるフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜前8・00)が7月28日の生放送で放送回数が4452回となり、「小川宏ショー」(1965年5月3日~1982年3月31日)の4451回を抜いて新記録を達成した。「回数では確かに超えたかも分からないけど」とした上で「小川宏ショーではほとんどスキャンダルをやらなくて、常にほのぼのとしていた」と述懐。「あらためて、朝の情報番組では何をやるべきなのか。もう一度小川さんのやっていた原点に返った方がいいかな、なんてことも考えました」と、しみじみと話した。

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2016年12月6日のニュース