「長良川艶歌」「天城越え」…BSフジで「名歌復活!~弾き語り 昭和のメロディー~」

[ 2016年12月6日 17:57 ]

 往年の名曲が原作者の歌声でよみがえる音楽特番が10日、BSフジで放送される。

 「名歌復活!~弾き語り 昭和のメロディー~」(後7・00)と題した2時間特番。昭和を代表する巨匠作曲家の岡千秋氏(65)、弦哲也氏(69)、杉本眞人氏(67)の3人が出演。いまなお歌い継がれる名曲や代表曲をそれぞれ3曲ずつフルコーラスで歌っている。岡氏が「長良川艶歌」(84年)「おまえさん」(80年)「海峡の春」(00年)、弦氏が「天城越え」(86年)「北の旅人」(87年)「おゆき」(76年)、杉本氏が「紅い花」(91年)「かもめの街」(88年)「吾亦紅(われもこう)」(07年)を披露。作曲家の船村徹氏(84)が歌謡界から初めて文化勲章を受賞したことを記念し、船村氏の作った曲も1曲ずつ歌っている。

 番組関係者は「“北の旅人”が最後の歌になった石原裕次郎さんや、引退したちあきなおみさんら、もう歌い手の声を聞くことが難しい名曲はたくさんある。そうした素晴らしい歌を原作者に歌ってもらうことで改めて魅力を伝えたかった。フルコーラスなので余すことなく聞いてほしい」と明かす。地上波の音楽番組が減っている実情などを踏まえ、団塊世代の視聴者を意識した選曲になったという。

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2016年12月6日のニュース