極楽とんぼ・山本は見ていた “神ってる”誠也ブレーク前夜の驚異的能力

[ 2016年9月12日 09:10 ]

広島の優勝に喜びの表情を浮かべる山本圭壱

 プロ野球セ・リーグで25年ぶりの優勝を飾った広島カープ。その圧倒的な強さに、多くの芸能人がスポニチ本紙に喜びのコメントを寄せた。「極楽とんぼ」山本圭壱(48)もその1人。広島出身で選手とも付き合いが深く、マニアックかつ思い入れたっぷりに、カープ愛を語ってくれた。

 特に印象に残ったのは優勝を決めた巨人戦で2本のホームランを放った鈴木誠也選手の逸話だ。山本が14年春季キャンプを訪れた際、鈴木を担当した尾形スカウトが「山さん、誠也がエグいんですよ。ちょっと紹介しますから」と顔合わせされたのが最初。「外野からピューッと走ってきて、“うっす、鈴木っす”みたいな感じ。僕を見ても“誰だ、このおっさん”みたいな感じでピンとは来てなかったみたいですが、こっちはそれから、彼を気にして見るようになりました」。

 当初、何度か練習を見て感じたのはたぐいまれな身体能力。「まっすぐ球に向かっていく姿は、たとえるなら、でかいフリスビー犬みたいなイメージ。動きの鋭さが半端じゃない」。しかし、鈴木の末恐ろしさは恵まれたフィジカルだけではなかった。1月の自主トレに同行した際、山本は“神ってる”野球センスを目の当たりにした。

 「ソフトバンクの内川選手らと一緒に自主トレをしたんです。内川選手が打つとき、下にスマホを置いて動画でスイングを撮影した。みんなでそれを見て参考にするんですが、誠也は本当に、内川選手のコピーみたいに打ってた。ほかの選手が“誠也、エグいでしょ”と繰り返し話していた」

 山本によると、どうやらこの“内川打法”のコピーをするうちに、鈴木は打撃のコツをつかんだようだ。自主トレでは、「打ち方が分かった。これは人に教えたくない」と何度も話していたという。山本は「そこからは日に日に変わっていきましたね。吸収力がすごすぎます」と舌を巻く。

 山本の野球技術は、プロの練習相手も務まるほどで言うまでもなく高い。さらに、今年のカープの勝因について「打線を大いに変えたのは(今年から一軍打撃コーチに就任した石井)琢朗さん。また(同じく今年から一軍打撃コーチの)東出が選手間の競争をうまくあおった相乗効果」と分析する、玄人はだしの野球観を持つ。その目から見てもずば抜けているのだから、鈴木がいかに突出しているかが分かる。

 「CSも突破して、日本シリーズはもちろん広島の4連勝!」と鼻息の荒い山本。鈴木がその願いを叶える活躍を果たすか、注目だ。(記者コラム)

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