王貞治氏 巨泉さんは「生き上手」半世紀以上の付き合い懐かしむ

[ 2016年9月5日 19:00 ]

「大橋巨泉さんを偲ぶ会」で思い出を語る王貞治氏

大橋巨泉さんを偲ぶ会

 司会者、放送作家、ジャズや競馬の評論家などマルチに活躍し、7月12日に急性呼吸不全で亡くなった大橋巨泉さん(享年82)のお別れの会「大橋巨泉さんを偲ぶ会」が5日、都内のホテルで行われた。

 プロ野球ソフトバンク球団会長の王貞治氏(76)は巨泉さんについて「生き上手な人だった。自分は下手だと思っているから余計にうらやましい」と話した。

 巨泉さんとは王氏が現役時代に知り合い、50年以上の付き合いになるという。「ゴルフをやるのでも何をやるのでも一生懸命な人でした」と振り返り、「(王氏が)年齢は下なんですけどすごい可愛がって、気を使ってくれて。何かやろうよと声をかけてくれたりね。僕も楽しみにしていました」と懐かしんだ。

 巨泉さんとの別れは「不思議と寂しい言葉は出てこなかった。そういう雰囲気にはならなかった」という。「(巨泉さんが微笑む写真を見て)むしろ楽しくまたねという感じ。巨泉さんの魅力でしょうね」と笑顔を浮かべた。

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