宇多田ヒカル NHK「SONGS」で5年8カ月ぶりTV出演

[ 2016年9月5日 05:35 ]

22日放送のNHK「SONGS」で歌唱を披露する宇多田ヒカル

 歌手の宇多田ヒカル(33)が、22日放送のNHK「SONGS」(後10・00予定)に出演する。活動休止に入った直後の2011年1月15日にNHKで放送された特集番組「宇多田ヒカル~今のわたし~」以来、約5年8カ月ぶりのテレビ出演となる。今年4月、約6年ぶりに音楽活動を再開してからは初めて。

 収録は8月末に行い、同局連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のために書き下ろした主題歌「花束を君に」を番組で初めて披露。28日に発売される8年半ぶりのオリジナルアルバム「Fantome」から2曲も歌う。

 目玉はコピーライター糸井重里氏(67)との対談。「人間活動」に専念すると宣言して過ごした活動休止中の約5年間で、再婚や出産などを経験。「初めて日常というものを手にした」と振り返り、暮らしの中で体験した出来事について語る。

 また自身の新曲を「今までになく率直で、今までになく肉体的になった」と表現。その背景に、13年8月に亡くなった母親で歌手の藤圭子さん(享年62)や、長男(1)の存在がもたらした影響があったことも明かす。

 「SONGS」はNHKが力を注ぐ音楽番組の一つ。14、15年に連続大トリを務めた松田聖子(54)ら「NHK紅白歌合戦」の目玉となった歌手が出演してきた。紅白出場歴がない宇多田が出場すれば“超目玉”となるが、その布石となるかにも注目が集まる。

 宇多田は「SONGS」を皮切りに、30日のフジテレビ「Love music 特別編 宇多田ヒカル~ライナーノーツ~」(後11・30)、10月初旬放送予定の日本テレビ「NEWS ZERO」の番組10周年特別企画の収録もすでに終えており、テレビの出演も本格始動となる。

続きを表示

この記事のフォト

2016年9月5日のニュース