徳光アナ「巨泉さんは司会のギャラ上げた」枠組み変えた恩人思う

[ 2016年9月5日 18:50 ]

「大橋巨泉さんを偲ぶ会」で思い出を語る徳光和夫

大橋巨泉さんを偲ぶ会

 司会者、放送作家、ジャズや競馬の評論家などマルチに活躍し、7月12日に急性呼吸不全で亡くなった大橋巨泉さん(享年82)のお別れの会「大橋巨泉さんを偲ぶ会」が5日、都内のホテルで行われた。

 フリーアナウンサーの徳光和夫(73)は「テレビは司会者だと。司会者のギャラを引き上げたのは巨泉さん」と、テレビ番組の枠組みを変えたことを明かした。

 巨泉さんから学んだのは「言いたいことは自分の言葉でしゃべれ」ということ。「水面下で一生懸命勉強して、グレードアップしていた。だからこそ確実に伝わっていた。自分の言葉でしゃべっていたから」と振り返った。

 また、司会者の地位を引き上げたという功績にも触れ、「我々はその恩恵に浴しまして、まったく戦うことなくテレビ局からいいギャラをいただいた。これは巨泉さんのおかげ」と笑った。

 徳光が日本テレビ退社後にフリーとして初めての仕事は、巨泉さんから司会者を引き継いだTBS「クイズダービー」。「後でわかったんですが巨泉さんが指名してくださって。(当初は)『久米宏が一番いい』と。そうしたら久米さんがスケジュール的にだめで。『じゃあ徳しかいない』となった」と恩人に感謝した。

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