真田丸“神回”「犬伏の別れ」舞台裏秘話 大泉&草刈がアドリブ合戦

[ 2016年9月5日 09:55 ]

大河ドラマ「真田丸」の「犬伏の別れ」で笑顔の真田信幸(大泉洋)(撮影・鈴木心)(C)NHK

 NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)は4日、真田家が生き残りをかけ、袂(たもと)を分かつ「犬伏の別れ」を描いた。真田兄弟の涙あり、親子の笑いありで、物語のハイライトの1つとも言える回となったが、その撮影現場にはダジャレを飛ばし合うアドリブ合戦があった。

 関ヶ原の戦い(慶長5年、1600年)目前。真田家が生き延びていくために、昌幸(草刈正雄)と信繁(堺雅人)は豊臣方につき、信幸(大泉洋)は徳川方につくという大きな決断を下した。かつては頼りなさもあった長男・信幸がリーダーシップを発揮し、信繁とともに父を超えていくことを象徴するシーンだった。

 信幸、信繁の兄弟2人で話し込む場面でともに涙した一方、親子3人で酒を酌み交わし、笑い合う姿も描いた。3人で談笑するラストシーンで信幸が中国の「史記」に登場する名将・韓信と昌幸が似ているという話を披露するが、大泉がその舞台裏を明かした。

 「最後、飲んでいるところで終わるわけですが、僕らのシーン自体はイマイチ終わりはないというか、飲み続けているわけだから。セリフのあるところでカットがかからないから、その後、どうしても、ちょっと(芝居を)やらざるを得なくなるわけですね」

 「『史記』の中に出てくる韓信という男の話を延々とするわけなんですが、そうなると、もう、お互い無茶ぶりのし合いになってきちゃって。堺さんが『兄上、もう少し韓信のお話を聞きたいです』と。のっけかなんかに『そうか、じゃあ次は劇団四季の話をしよう』と。一番おもしろいボケが、もうそこで出ちゃいました」

 大泉は堺と「兄上、もう少し韓信のお話を聞きたいです」というやり取りを「何度やったか、分からないですね。ゲラゲラ笑っていました」と回顧。その中、草刈も負けていなかったという。「草刈さんが『なかなか感心な男だ』と言って。いわゆるオヤジギャグというだけあって、やっぱり速いんですよね。オヤジギャグを繰り出す年配の方というのは。もちろん私も(感心な男は)思い付きましたが(草刈から)相当早く出ました。とても楽しいシーンでしたね」

 大泉、草刈の“渾身のネタ”が放送で流れることはなかったものの、3人が和気あいあいと談笑するシーンに有働由美子アナウンサーのナレーションがかぶさる形で第35回「犬伏」は幕を閉じた。ナレーションの下では、もしかしたらダジャレを飛ばし合っていたのかもしれない。

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