「とと姉ちゃん」週間視聴率23・4%自己最高タイ!唐沢寿明登場で12週連続20%超え

[ 2016年6月27日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインを務める高畑充希

 女優の高畑充希(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)の第12週の平均視聴率は23・4%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが27日、分かった。第10週で記録した23・4%と並ぶ自己最高タイとなった。また、12週連続して大台を突破した。

 週間平均は第1週21・7%。全156回を通じた期間平均23・5%で今世紀最高を記録した前作「あさが来た」の第1週平均20・3%を上回った。第2週以降は22・1%、第3週と第4週はともに23・1%、第5週は22・9%をマーク。第6週で23・2%、第7週22・9%、第8週22・7%、第9週22・9%と推移し、第10週で自己最高となる23・4%を記録、第11週も20%超えをマークしていた。

 各日の番組平均は、20日23・9%、21日24・3%、22日23・3%、23日23・8%、24日23・2%、25日21・6%だった。

 昭和初期から高度経済成長期を背景に、亡き父親に代わり、一家の大黒柱として母親と2人の妹を守る「とと(=父)姉ちゃん」こと小橋常子(高畑)が戦後の東京で女性向け雑誌を創刊する姿を描く。モデルは雑誌「暮しの手帖」を創刊した大橋鎭子。

 朝ドラ通算94作目。ドラマ「怪物くん」「妖怪人間ベム」、映画「ガチ☆ボーイ」「信長協奏曲」、アニメ「TIGER&BUNNY」などで知られる西田征史氏(41)が脚本を担当。演出は大河ドラマ「軍師官兵衛」などの大原拓氏ほか。主題歌「花束を君に」はシンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(33)が書き下ろし。5年半ぶりに音楽活動を再開した復帰作となった。10月1日まで全156回。

 第12週は「常子、花山伊佐次と出会う」。タイピストの会社をクビになってしまった常子(高畑充希)。給仕の坂田(斉藤暁)から貰ったキャラメルの包み紙にあった求人募集の広告を見つけ、突如「甲東出版」という小さな出版社に勤めることになる。真面目で堅物の編集長・谷(山口智充)や、女性好きでキザな記者・五反田(及川光博)に、一から雑誌作りを教わる常子。ある日、常子は五反田から内務省に勤める、ある男から挿絵をもらってきて欲しいと頼まれる。名前は花山伊佐次(唐沢寿明)。常子は、のちに人生最大のパートナーとなる人物との運命の出会いを果たす…という展開だった。

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2016年6月27日のニュース