桂文枝 上方落語協会の会長再任も今期限りで退任の意向

[ 2016年6月23日 05:30 ]

上方落語協会の(左から)桂きん枝、桂春之輔、桂文枝会長、笑福亭仁智

 上方落語協会の桂文枝会長(72)は22日、大阪市内で自身の会長再選と同協会の新役員体制を発表し、同時に今期2年限りで会長職を勇退する考えを明らかにした。

 文枝会長は2003年7月に就任以来この日から8期目で、7期13年の時点ですでに歴代会長では最長記録。退任の理由について、文枝は「体力的な問題」とし「やるだけの事はやりました。“死ぬまでやれ”という人もいましたが、自分がやりたいこともありますし。その代わりきちっと次の会長をこの2年で作ります」と話した。

 このため、これまで桂春之輔(67)と笑福亭鶴瓶(64)と2人体制だった副会長を5人に増やし、桂きん枝(65)笑福亭仁智(63)桂米団治(57)も名を連ねた。

 上方落語界は昨年3月に桂米朝さん(享年89)、今年1月に桂春団治さん(同85)と戦後の苦しい時期を支えた四天王を相次いで亡くし、世代交代が一気に進んだ。文枝は「今期を自分の中では集大成とし、次の人材をしっかり作っていきたい。それが四天王を失った者の役目」と自らを奮い立たせるように語った。

 また、上方落語の定席「天満天神繁昌亭」については今年9月で10周年を迎えるにあたり客席を一新するほか、現行の昼席、夜席に加え新しいファン獲得のため午後9時ごろに開演し終電で帰ることができるような「深夜寄席」の新設案を明かした。

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