きゃりー初の競技場ライブ 19年W杯へ、花園で3つの“トライ”

[ 2016年2月18日 05:30 ]

花園ラグビー場にきゃりーぱみゅぱみゅがやってくる

 2019年ラグビーW杯日本大会の一会場となる花園ラグビー場(大阪府東大阪市)で音楽イベント「TAKENOKO!!!」が来月13日に開かれる。日本代表が躍動した昨年のW杯の余韻がまだ残る中、施設を所有する同市は(1)W杯会場としてのPR(2)新たな活用方法(3)地域活性化、という“トライ”3本のチャンスと期待。出演する歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ(23)も競技場ライブ“初体験”に「とても楽しみ」と興奮している。

 TAKENOKO!!!はきゃりーやPerfumeの音楽プロデューサーとして知られるユニット「CAPSULE」の中田ヤスタカ(36)が主宰。これまで世界遺産や駅の跡地など話題性のある場所で開かれることで知られている。

 花園はW杯日本大会に向けて4月以降に改修予定。今回、工事に入る前の最後のイベントとなるが、野田義和市長は「3年後に熱戦がここで繰り広げられることを知ってほしい」とPR効果に期待。市と“スクラム”を組む中田は「TAKENOKO!!!らしいイベントになると思うので期待して」、きゃりーも「今度はラグビー場!競技場でのライブは初めてなのでとても楽しみ」と意欲十分だ。

 1929年(昭4)に日本初の専用スタジアムとして建設された3万人収容の“ラグビーの聖地”である花園。長年、所有していた近畿日本鉄道から昨年4月、無償で寄贈された東大阪市が活用方法を模索している。譲渡前の野外コンサート利用は81年の甲斐バンドのみ。譲渡直後の昨年5月には、さだまさし(63)出演の音楽フェスティバルが催されたが今回はより若者にアピールする狙いで、きゃりーも出演するTAKENOKO!!!に着目した。

 英国で昨年秋に開催されたW杯で「ラグビー史最大の大番狂わせ」(英BBC)と報じられた、日本代表が強豪南アフリカを1次リーグで破る快挙をきっかけに競技への関心が急上昇。昨年末から今年1月にかけて行われた全国高校ラグビーの動員数は史上最高を記録し、年をまたいでも“五郎丸フィーバー”は継続したまま。花園周辺にも“効果”が出ているといい、最寄り駅から球技場までの通り道「スクラムロード」の空き店舗について、「関心が高まっているという話を耳にする」(同市花園ラグビーワールドカップ2019推進室)という。

 当日は万単位の来客が見込まれる。3つの目標を実現する格好の“キックオフ”となりそうだ。

 ▽「TAKENOKO!!!」とは 2013年4月に東京・東急東横線渋谷駅跡地の「SHIBUYA ekiato」で行われたのが最初。以後、世界遺産に指定された「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一部の沖縄・中城城跡、奈良・橿原神宮の外拝殿などこれまでに10回開催。

続きを表示

「美脚」特集記事

「連続テレビ小説「なつぞら」」特集記事

2016年2月18日のニュース