「HEROES」出演の日本人女優 つか戯曲で日本の舞台初挑戦

[ 2016年2月18日 17:56 ]

「引退屋リリー」で日本での舞台初挑戦となる祐真キキと主演の馬場徹

 米人気ドラマのシリーズ最新作「HEROES Reborn」に出演している女優の祐真(すけざね)キキ(26)の、日本での舞台初挑戦となる「引退屋リリー」が18日、東京・新宿の紀伊國屋ホールで開幕した。つかこうへいさんの七回忌特別公演で、これまで未発表だった戯曲を舞台化。祐真は、自殺の名所といわれる島に隠された、ある国家機密のカギを握るヒロインに抜てきされた。

 高校卒業後、アルバイトで貯めたお金でバックパッカーとして訪れたタンザニアで、難民を助ける米国人女性と出会い、「発展途上国の問題や環境問題を世界の人々に呼びかけるために、有名になりたい」と女優になることを決意。ロサンゼルスに渡り、100回以上のオーディションを受ける苦労を重ねた後、「HEROES」の東京で暮らす女性ミコ役を射止めた。

 舞台出演自体が初めてだが、「特別公演と銘打たれているし、どうしようと思ったけれど、勉強になると思ってうれしかった」と笑顔。1カ月半の稽古を積んだが、本番直前の最終ゲネプロ(通し稽古)では、「セリフがかみかみで、意気消沈しています。ふだん、日本語のセリフを言うことがないので、舌が回らない。まあ、言い訳ですけれど」と恐縮しきりだ。

 それでも、「経験があるので、少しは心に余裕があります」と華麗なアクションを披露。「天国のつかさんに喜んでいただけるよう、成果を見せたい」と意欲を見せた。

 つかさんの門下生で主演の馬場徹(27)も、クライマックスの長ゼリフを途中で忘れ「つかさんに、すごく怒られると思う」と苦笑い。未発表戯曲の初舞台化で座長を務めるプレッシャーもあるが、「皆で力を合わせて作り上げたので一体感がある。人生を変えてもらったつかさんに、少しでも恩返しができるよう、観客の皆さんの胸に届くように演じるのみです」と気を引き締めていた。

 その他の共演は宮崎秋人、町田慎吾、山崎銀之丞らで、公演は3月7日まで。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「連続テレビ小説「なつぞら」」特集記事

2016年2月18日のニュース