高畑淳子 2本のドラマで異彩放つ「吸い込まれる うまい」

[ 2016年1月26日 09:30 ]

NHK大河ドラマ「真田丸」に出演する高畑淳子(左は木村佳乃)(C)NHK

 三谷幸喜氏久々のNHK大河ドラマで、平均視聴率が第2話で20%を超えるなど話題の「真田丸」(日曜後8・00)や、奥田英朗氏の人気小説を広末涼子(35)内田有紀(40)でドラマ化し、“夫殺し”という際どいテーマが話題となっているフジテレビ「ナオミとカナコ」(木曜後10・00)と現在放送中のドラマ2作に出演し、異彩を放っているのがベテラン女優・高畑淳子(61)だ。

 「真田丸」は堺雅人(42)演じる真田幸村=本名・真田信繁を主人公に、戦国時代の乱世を生き抜く姿を描く性質上、男優たちの活躍が注目を集めているが、信繁の母・薫を演じる高畑も見逃せない。時折登場する真田家のシーンは三谷氏らしくコメディ色が強いパートで、その中で笑いを誘うのが高畑の薫だ。プライドが高く、わがままなキャラクターをコミカルに演じ、勇ましい男優陣たちの中で異色といえる。

 一方「ナオミとカナコ」にも出演している高畑は、「真田丸」以上に異彩を放つ。友人同士の直美(広末)と加奈子(内田)が、DVを繰り返す加奈子の夫(佐藤隆太)への殺害計画を立てる中で重要なキーパーソンを担う“中国人”女社長として登場するのが高畑。カタコトの日本語で中国人を演じる姿は強烈なインパクトで、殺害計画の最初のきっかけを作った「(DV夫なんて)殺しなさい」と助言する台詞は、こともなげに言うシーンは視聴者に大きな衝撃を与えた。

 データニュース社(東京)のテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象3000人)に寄せられた回答でも「高畑淳子が圧倒」(女性、43歳)「高畑さん、インパクトがあってよかった」(女性、53歳)「高畑淳子の演技に吸い込まれるほど、うまい」(女性、45歳)など大絶賛だった。

 脇のキャラクターが立つドラマは面白い。「真田丸」の薫、「ナオミとカナコ」の女社長…。色濃いキャラクターは今後“独走”してしまうのか、それとも主役をうまく引き立てるのか。高畑の演技そのものには全く注文の付けようがないだけに、あとは脚本でどう料理されるか。両作品を見る楽しみが1つ増えた。

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