NHKアナ危険ドラッグ逮捕 番組で生謝罪「よりよい番組を…」

[ 2016年1月26日 07:30 ]

NHKアナウンサーの塚本堅一容疑者

 危険ドラッグを所持していた疑いで今月10日に逮捕されたNHKアナウンサーの塚本堅一容疑者(37)がリポーターを務めていた同局「ニュース シブ5時」(月~金曜後4・50)で25日、番組冒頭、キャスターの松尾剛アナウンサー(48)寺門亜衣子アナウンサー(30)が生謝罪した。

 塚本容疑者が出演した今月8日を最後に、大相撲初場所の間、番組は休止。25日から再開され、松尾アナは「番組でリポーターを務めていました塚本堅一アナウンサーが危険ドラッグを所持していた疑いで逮捕されました。あらためて、おわび申し上げます」と深々と頭を下げた。

 続けて寺門アナが「これから皆さまによりよい番組をお届けできるよう、全力で頑張って参ります。これから、どうぞよろしくお願いいたします」と再び深々と頭を下げた。

 厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部が医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕。麻薬取締部によると、塚本容疑者は「自分で使うものだった」と容疑を認めている。逮捕容疑は、東京都文京区の自宅マンションで10日午後7時ごろ、若干量の指定薬物を含む液体を所持していた疑い。

 NHKの籾井勝人会長は13日の衆院予算委員会で「信頼を損ねる事態が起き、視聴者、関係者に多大なご迷惑をお掛けしていることを深くおわびする」と陳謝した。

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2016年1月26日のニュース