桂春団治さん 大阪・繁昌亭でお別れの会 文枝「師匠のおかげ」

[ 2016年1月26日 10:35 ]

桂春団治さんのお別れ会で弔辞を読む桂文枝

 9日に心不全で亡くなった上方落語界「四天王」最後の1人、桂春団治さん(享年85、本名・河合一さん)の「上方落語協会葬 三代目桂春団治お別れ会」が26日、大阪市北区の常設寄席「天満天神繁昌亭」で開かれ、関係者、一般を含め約1000人が参列し、故人をしのんだ。

 春団治さんの出囃子「野崎」で始まった会は、祭壇に70代の頃の高座での熱演の写真、60代の頃に国立文楽劇場で舞った「わし国」の写真が飾られ、紫綬褒章(1998年)、旭日小綬章(2004年)が飾られた。

 お別れの会実行委員長の上方落語協会会長・桂文枝(72)が冒頭にあいさつ。「10年前、師匠を赤い人力車にお乗せして繁昌亭までお連れしたのが昨日のことのように思われる。終生、忘れません」と話し「師匠が協会を支えててくれたおかげ。今度は白い人力車に乗っていつでも遊びにきてください」と涙ながらに感謝の意を述べた。

 また、春団治一門を代表して桂福団治(75)、さらに笑福亭仁鶴(78)、落語協会会長の柳亭市馬(54)らが弔辞。桂ざこば(68)は「なんで泣くんやろ、大好きや。おっしょはんとはいろんな思い出がぎょうさんある。さよなら。ホンマにお疲れさんでした」と号泣。

 笑福亭鶴瓶(64)は「もう一度お会いしたかった。50過ぎて本格的に落語をやり始めた時に、師匠にお稽古をお願いしたところ“いやや”と断られました。四天王の思いを少しでも持ってこれからも頑張っていきます」と故人をしのんだ。

 2月12日に大阪市内で関係者による「偲(しの)ぶ会」があり、春団治さんの追悼興行は2月15~21日に大阪・道頓堀のDAIHATSU MOVE道頓堀角座で開かれる。

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