「スティーリー・ダン」のドナルド・フェイゲン 妻暴行容疑で起訴

[ 2016年1月6日 14:31 ]

逮捕されたドナルド・フェイゲン(左)(AP)

 1972年に「スティーリー・ダン」を立ち上げた人気シンガー、ドナルド・フェイゲン(67)が5日、妻で歌手でもあるリリー・タイタスさん(68)への暴行容疑で起訴された。

 ニューヨーク・マンハッタンの自宅でタイタスさんを殴り、大理石でできた窓枠にぶつけたもので、右腕を打撲したタイタスさんはニューヨーク・ポストの取材に対して「不愉快です。とても疲れました。夫と別れようと思います」と語っている。

 スティーリー・ダンは実質的にボーカル兼キーボードのフェイゲンとギターのウォルター・ベッカー(65)の2人によるバンドで、70年代から80年代前半にかけて「リキの電話番号」「ドゥ・イット・アゲイン」などのヒット曲を連発。ロックやポップスにジャズやR&Bなどのテーストを織り込んだひねりのある曲調が人気を呼んで、これまでに世界で4000万枚以上のアルバム・セールスを記録している。

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2016年1月6日のニュース