役者・ふなっしーの凄さ 物理的には変わらぬ“表情”が「実に豊か」

[ 2016年1月6日 10:00 ]

ドラマ初主演する「ふなっしー」(左はアンジャッシュ・児嶋一哉)

 千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」がドラマ初主演する。フジテレビ「ふなっしー探偵」(7日後7・57)で、おなじみのハイテンションとは異なるシリアスな演技に挑戦。新境地を開拓する。共同テレビの森安彩プロデューサーは「役者・ふなっしー」を絶賛した。

 今回はふなっしーに、世間には知られていない別の顔(探偵)があるという設定。代々警察官の平塚家に協力し、現在は芝臨海警察署の刑事・平塚平助(アンジャッシュ・児嶋一哉)とコンビを組む。物語は、東京都内で連続爆破事件が起きるところからスタート。犯人から爆破予告が届く中、ふなっしーと平助は事件解決に挑む。サスペンスだが、ふなっしーの魅力を生かし、ファミリーで楽しめるストーリーが展開される。

 ふなっしーの“表情”は物理的には変わらない。その上で、どのように心情を伝えるか。「そこが一番の課題だと思っていました」と森安プロデューサー。しかし、杞憂に終わった。

 ふなっしーは声色と体全体の動きで演技。すると「表情が変わっているように見え、ふなっしーの気持ちが伝わるんですよ。テクニカル面だと、振り向き方1つ1つが違ったり、本当に細かい動きを工夫されています。顔そのものは変わらないので、例えば子どもに接する時は愛情が伝わるように、もともと全身で表現されていましたが、今まで培ってきたものが今回、活かされたと思います。当初の心配を吹き飛ばすぐらい、カラフルな心情表現を持っていらして。矛盾しますが、実に表情豊かなんですよ」。ふなっしーがゲスト出演したフジテレビ「家族の裏事情」(2013年10月期)を手掛けた森安プロデューサーも感心した。

 監督が「ここは、いつもより平助の気持ちを聞いて、それに対して返す言葉にしましょう」などと指示すると、ふなっしーは即座に「分かったなっしー」と言い、芝居がガラッと変わったという。その感性に「想像以上」と驚かされた。

 極め付きはセリフのない場面。シーン29。犯人の手掛かりが分かり「ちょっと、行ってくるなっし」と平助の自宅の居間を出た廊下。台本には「ふなっしー『…(絶対捕まえる決意)』」とだけ書かれていた。

 撮影は一発OK。森安プロデューサーは「セリフがないところでも、そう(決意の表情に)見えるんですよ。不思議ですね。声色ももちろんあるんですが、それだけじゃないですね。日々活動されていて、もともとハートに備わっているんだとと思います」と、ふなっしーの演技力を分析した。

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