澤穂希さん 仙台で夫と新生活へ 子づくりにも意欲「いずれは…」

[ 2016年1月6日 12:32 ]

2016年春「進研ゼミ+」スタート記念「よく春”(よくばる)レッスン開講式」に出席した澤穂希さん

 サッカーの元なでしこジャパンで昨年末で現役を引退した澤穂希さん(37)が6日、都内で行われた「2016年春『進研ゼミ+』」スタート記念イベントにモデルで女優の古畑星夏(19)とともに出席。澤さんは昨年12月27日、現役最終戦となった第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会決勝で劇的決勝ゴールを決め、有終の美を飾って以来、公の場に登場するのはこの日が初めてとなった。

 結婚、現役引退を経て、新たな気持ちで過ごした年末年始は「久しぶりにゆっくりと寝過ごせた。久しぶりに実家にも帰って、家族とゆっくり過ごせた。現役時代は5日とか1週間休んでも走らないといけないというのもあったが、初めて走らなくていいというプレッシャーから逃れられた。お雑煮を食べて、正月の番組を見たりした」と笑顔。「独身時代とは違うお正月だった。家族団らんできて、本当にいいお正月だった」と充実の表情を浮かべた。

 今後については「ずっと走り続けてきたので、少しお休みをいただいてから、今後のことはゆっくり考えていきたい。子どもが大好きなので、サッカーの普及もそうですが、夢を与えられる仕事をしたい」としながらも、「まずは結婚生活を充実させてから次の道に進んでいきたい」と話した。

 現役復帰の可能性については「それはまったく考えていないです」とキッパリ。夫・辻上裕章氏とは別居中だが、「今後は主人がいる仙台に引っ越します」と話した。子づくりについても「いずれそういう形になればいいかなと思っています」と話していた。

 未来のなでしこたちへは「目標を達成するまではいろいろあると思うが、常に目標を高くもあってやってほしい。大好きなサッカーをやり続けてほしい。私ができなかった、オリンピックの金メダルをぜひ成し遂げてほしい。2020年の東京五輪でぜひ頂点を目指してほしい」とエールを送っていた。

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