“MOZUマニア”の心をくすぐる スピンオフドラマ「大杉探偵事務所」

[ 2015年11月15日 10:00 ]

ドラマと劇場版「MOZU」に出演した(左から)真木よう子、西島秀俊、香川照之

 大がかりな爆破シーンなどの過激なアクション、謎が謎を呼ぶ伏線、国家規模の壮大な展開など、テレビドラマの枠を超える圧倒的なスケールで視聴者を魅了した「MOZU」シリーズが、公開中の映画「劇場版 MOZU」で完結する。

 「MOZU」はハードボイルド作家の逢坂剛氏が20年以上前に発表した「百舌(もず)」シリーズが原作で、WOWOWとTBSが連続ドラマとしては初めて共同で制作した作品。Season1をTBSが地上波で放送し、Season2をWOWOWが放送するという画期的なスタイルを採った。主演の西島秀俊(44)が撮影中に負傷するほど体を張ったアクションはもちろん、吉田鋼太郎(56)長谷川博己(38)池松壮亮(25)ら個性的なキャラクターたちも魅力で、多くの視聴者を「MOZU」ワールドに引き込んだ。

 データニュース社が(東京)行っているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」の録画数(録画したと回答した数)は2014年第2位、WOWOW視聴者を対象とした「WOWOWウォッチャー」の接触率(シーズン2を視聴したと回答した数)は、WOWOW制作ドラマで最高を記録するなど、視聴率には現れないコアなファン層を多く獲得した。

 そして「劇場版 MOZU」の公開に合わせて制作されたスピンオフドラマ「大杉探偵事務所」は、そんなコアファン層=MOZUマニアの心をくすぐる作品になっている。「大杉探偵事務所」は「MOZU」で登場した香川照之(49)演じる元刑事で現在は探偵の大杉良太が主人公で、2日にTBSで「美しき標的編」が、15日にWOWOWで「砕かれた過去編」が放送される。

 先日放送された「美しき標的編」は「映像に迫力があった。特にカーチェイスのシーンが、まるでハリウッド映画を観ているようで凄かった」(57歳・男性)「映画さながらの演出がすごい」(37歳・男性)など「MOZU」ならではのスケールに舌を巻く視聴者のほか、連ドラ版で壮絶な死を遂げた吉田鋼太郎演じる中神が、とある形で出演し「MOZUのパロディーが入っているところが面白かった」(59歳・女性)など、ファン心理をくすぐる粋な演出がウケた。

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