夢咲ねね 宝塚退団後初仕事で「誰もが憧れる先輩」安蘭けいと共演

[ 2015年5月13日 13:58 ]

ミュージカル「サンセット大通り」製作発表に出席した夢咲ねね(左)と安蘭けい

 女優・安蘭けい(44)と濱田めぐみ(42)がダブルキャストで主演するミュージカル「サンセット大通り」(7月4~20日、東京・赤坂ACTシアターほか)の製作発表が13日、都内で行われ、今月10日に宝塚歌劇団を退団したばかりの夢咲ねねが退団後の初仕事として出演することが発表された。

 退団公演の千秋楽からわずか3日。夢咲は共演の平方元基(29)とデュエットで舞台の楽曲「TOO MUCH IN LOVE TO CARE」を披露し、「宝塚で培ってきたことを土台に、0からのスタートとして頑張っていきたい」と抱負を述べた。

 2012年の初演も観劇しており、「とてもサスペンスフルでミステリアスで一気に引き込まれた」という。星組の大先輩に当たる安蘭主演の舞台で再スタートを切ることになるが、「誰もが憧れる先輩で、手取り足取り教えていただいた。これからの私がどうなっていくか分からないので、それを見つけていければいいと漠然と思っています」と初々しい表情を見せた。

 安蘭は「6年余りトップを務め宝塚の100周年を支え成長した、私の知らないねねちゃんがいると思う。それを温かく見守りたい」と優しいまなざし。そして、「娘役としてのスマートさ、可れんさは私にはないので、ちょっと学べるかなとも思っています」とおどけながらエールを送った。

 初演の際には菊田一夫演劇賞を受賞。「夢かなっての再演。私も女性として成長しているはずなので、前回より深く考え、上から目線ですがよくできた舞台をより良くできるように稽古に励みたい」と意欲をみせていた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年5月13日のニュース