キムタク「HERO」8年ぶり映画化 「雨宮」松たか子も復活

[ 2014年11月24日 05:30 ]

「HERO」の映画第2弾に出演する松たか子と佐藤浩市

 SMAPの木村拓哉(42)が主演するフジテレビドラマ「HERO」の2度目の映画化が決まった。今夏に放送されたドラマ第2シリーズのキャストのほか、第1シリーズでヒロインを演じた松たか子(37)が出演。木村と対立する役を佐藤浩市(53)が演じることも決定した。監督は、シリーズを通して演出を手掛けてきた鈴木雅之氏。来年7月18日の公開を予定している。

 検察庁の城西支部を舞台に、型破りな検事、久利生(くりゅう)公平の活躍を描く大人気シリーズ。待望の映画第2弾では、久利生がある国の大使館に関連する事件を捜査。大使館や外交官に捜査権が及ばない「治外法権の壁」に阻まれた上、捜査が外交問題にまで発展。久利生がかつてない危機に直面するハラハラドキドキの展開になる。

 今夏、連続ドラマとして13年ぶりに復活した第2シリーズが大ヒット。全11話の平均視聴率が、今年の民放連続ドラマの1位となる21・3%(11月現在、関東地区、ビデオリサーチ)を記録したことなどを受け、8年ぶりの銀幕復帰が決まった。

 今月下旬にクランクイン。木村は「HEROという作品はチームワークが一番大切。城西支部そしてゲストの方たちとその点を共有して、気負わず、楽しく撮影に挑めれば」と張り切っている。

 2度目の映画化だけでもファンにはうれしい限りだが、さらに話題を集めそうなのが、前作の劇場版以来となる松の出演だ。検察官を補佐する事務官の雨宮舞子役を演じ、前作劇場版のラストで久利生とキス。ドラマ第2シリーズは出番がなかったが、久利生と交際していたことや検察官になったことを示唆するせりふがあり、「ドラマにゲスト出演するのでは」との声も上がっていた。

 松は今作に雨宮舞子として出演する以外、具体的な設定は不明。どのように登場し、どのような形で久利生に絡むのか楽しみだ。また、久利生と対立する外務省欧州局長役で佐藤が出演。木村との緊迫感あるやりとりが期待される。

 ヒロイン役の北川景子(28)も「城西支部の皆さまにまたお会いできることに胸が躍っています。松たか子さん、佐藤浩市さんとの共演もとても楽しみです」と撮影を心待ちにしている。

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2014年11月24日のニュース