北島三郎 座長公演4500回を達成し「感無量」

[ 2014年9月23日 21:41 ]

通算公演回数4500回を達成し、涙ぐむ北島三郎

 大劇場での長期の座長公演から引退を表明している歌手の北島三郎(77)が23日、東京都中央区の明治座で行われた「北島三郎最終公演」夜の部で、通算公演回数4500回を達成した。

 北島は代表曲「北の漁場」「まつり」を熱唱。フィナーレで「たくさんのファンに支えていただき感無量。皆さんの力を借りながら頑張っていきたい」などと述べると、会場から大きな拍手が湧き起こった。

 明治座によると、歌手の座長公演としては国内最多。同公演は11月の大阪・新歌舞伎座、来年1月の福岡・博多座と続き、最終的には通算4578回に達する見通しだ。

 北島の座長公演は1968年9月に東京・新宿コマ劇場でスタート。人情味ある芝居と壮大なスケールの歌謡ショーで人気となった。北島は、NHK紅白歌合戦にも昨年を最後に出場しない意向を示している。

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