ポール 連日の国立公演中止…体調回復せず19日も夢舞台アウト

[ 2014年5月18日 16:25 ]

15日の来日時には元気にファンに手を振ったポール・マッカートニー

 来日中の元ビートルズのポール・マッカートニー(71)が18日、体調不良のため2日連続して東京・国立競技場公演を中止した。

 前日17日、ウイルス性炎症のため中止。19日に延期したが、この代替公演も中止になった。

 日本ツアーの公式フェイスブックは「本日5月18日(日)・明日5月19日(月)に開催を予定しておりました『ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2014 国立競技場公演は昨日に引き続き、ポール・マッカートニー本人の病状(ウイルス性炎症)が回復せず、開催不可能となりました」と伝えた。

 関係者によると、最終的なドクターストップがかかったのは17日午後3時ごろ。ポールが宿泊している都内の高級ホテルに、複数の病院から数人の医師を呼び、診察を受けた。ウイルス性の腸炎のような症状を引き起こし、腹部などに違和感。落ち着かない状態が続いているとみられた。

 ポールは15日夕に来日。しかし、空港からホテルに直行後は外出せず、翌16日に予定した前日リハーサルは欠席。この時点で既に体調を崩していたようで、一夜明けても回復は見られなかった。

 21日の東京・日本武道館公演、24日の大阪・ヤンマースタジアム長居公演は開催予定。

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2014年5月18日のニュース