ASKA容疑者 覚せい剤所持容疑で逮捕 否認も尿検査で陽性反応

[ 2014年5月18日 05:30 ]

「CHAGE and ASKA」のASKA容疑者

 人気デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA(本名宮崎重明)容疑者(56)=東京都目黒区東が丘=が17日、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で、交際中とみられる女(37)とともに警視庁に逮捕された。自宅からは数種類の違法薬物が見つかり、尿からは覚せい剤などの陽性反応が出た。警視庁は暴力団関係者が薬物の供給源だった可能性があるとみて調べている。

 警視庁組織犯罪対策5課によると、この日午前7時半ごろ、東京・南青山の女の自宅マンション前を1人で歩いていたASKA容疑者に任意同行を求めた。落ち着いた様子だったが、ろれつが回っておらず「薬物の常習犯のようだった」(同課)という。ASKA容疑者が女のマンションを訪れたのはこの日未明で、朝に外に出てきた際、捜査員が声を掛けた。

 ASKA容疑者宅からは数種類の違法薬物が押収された。捜査員は麻薬探知犬とみられる黒い犬を引き連れ、数時間にわたって捜査。「10数回分、使用できる量」(同課)という覚せい剤とみられる粉末を押収したほか、合成麻薬MDMAとみられる錠剤、薬物の使用器具も見つかった。粉末や錠剤は袋や箱に入れられ、書斎に隠すように保管してあったという。

 2人の逮捕容疑は4月6日ごろと同12日ごろ、南青山の女のマンション一室で少量の覚せい剤を所持した疑い。ASKA容疑者の尿からは覚せい剤やMDMAの成分が検出された。同課は今後、使用容疑でも調べる。また、女の尿からも覚せい剤の陽性反応が出た。

 女は、会社員の栩内(とちない)香澄美容疑者。同課はASKA容疑者との関係を「知人」としているが、捜査関係者によると、交際関係にある。同課は2人の関係を把握した上で、栩内容疑者宅で待ち構えていたとの情報も。なお、ASKA容疑者には妻子がいる。

 栩内容疑者のマンション一室からは違法薬物は見つからず、同課は、4月上旬に所持した覚せい剤は、ASKA容疑者が用意したものとみて、裏付け捜査を進めている。

 ASKA容疑者は東京湾岸署で取り調べを受けており、「私は今まで覚せい剤を所持したことはありません」と容疑を否認。栩内容疑者も「私には全く身に覚えがありません」としている。ともに、18日午前に送検される。

 ASKA容疑者は昨年8月、週刊文春に薬物使用疑惑を報じられた。報道の元になったのが盗撮ビデオ。ASKA容疑者が覚せい剤とみられる白い結晶を火であぶって吸引する映像で、薬物の提供先だった暴力団員に盗撮されたとしている。

 ASKA容疑者はこれを否定し、同誌上で「ずっと“無菌状態”で育っている」などと説明。吸引した薬物は「アンナカ」と呼ばれる興奮鎮痛剤の安息香酸ナトリウムカフェインだと説明した。

 チャゲアスは昨年8月に復活公演を行う予定だったが、所属事務所が同6月、ASKA容疑者に一過性脳虚血症の疑いがあるとして延期。捜査関係者によると、警視庁にはこれ以前からASKA容疑者の薬物使用を疑わせる情報が複数寄せられ、内偵捜査を進めてきた。

 ◇ASKA(あすか)本名宮崎重明(みやざき・しげあき)。1958年(昭33)2月24日、福岡県生まれ。旧アーティスト名は飛鳥涼。01年にASKAに。友人のチャゲ(現CHAGE)と「チャゲ&飛鳥」のユニット名で79年に「ひとり咲き」でデビュー。91年に「SAY YES」で初のシングルチャート1位を獲得。これを機に「LOVE SONG」(92年)「YAH YAH YAH」(93年)などヒット曲を連発。09年1月にユニットの無期限活動休止を発表。昨年1月に復活宣言したが、これまで活動はしていない。ASKA個人の活動は昨年10月、「世間を騒がせた」として自粛を発表した。

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