篠山市長がNHKに意見書 5年以上前の映像放映「誤解招く」

[ 2014年5月13日 23:57 ]

 4月30日に放送されたNHKの番組「クローズアップ現代」について、兵庫県篠山市の酒井隆明市長が、5年以上前のインタビューが取材時期を明示せずに番組内で放送され「視聴者の誤解を招く」として、NHKや放送倫理・番組向上機構(BPO)などに意見書を送っていたことが13日、分かった。

 関係者によると「クローズアップ現代」では、合併による同市の財政難や市民サービスの低下などが取り上げられた。市職員や住民などへの最近の取材映像とともに市長のインタビューが流れた。

 2008年に酒井市長が取材を受けた際の映像だったが、番組中に説明はなかった。

 酒井市長は市のホームページで「今の篠山市の真実を映したものとはいえない。取材が不十分で不誠実だ」としている。

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2014年5月13日のニュース