佐村河内氏アルバム「ヤフオク!」に出品殺到、値も高騰

[ 2014年2月6日 23:06 ]

佐村河内守氏

 聴力を失った作曲家で「現代のベートーベン」と呼ばれる佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏(50)が実際は曲作りをしていなかった騒動が起きてから、ネットオークションの国内最大手「ヤフオク!」に佐村河内氏の“作品”の出品が殺到した。

 騒動を受けてレコード会社「日本コロムビア」は5日、CDの出荷やインターネット配信を停止。店頭からの回収も視野に入れてると報道されたことから、プレミア感が高まったのか、「ヤフオク!」には佐村氏名義のCDの出品が相次いでいる。

 約18万枚を売り上げクラシックでは異例のヒットとなった「交響曲第1番 HIROSHIMA」は6日22時55分時点で、86点出品されており、そのうち84点は“騒動”以降に出品されたもの。本作の定価は2940円だが、最高で8000円まで高騰している。

 現時点でCDは出荷、配信が停止されている段階で公式に回収や廃盤は発表されていないものの、「ヤフオク!」の一部の商品では「廃盤希少品」など購買意欲をあおっている商品も見られた。

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2014年2月6日のニュース