新垣氏「佐村河内さんの共犯者」「書かないと自殺すると…」

[ 2014年2月6日 14:48 ]

都内ホテルで会見を行った、佐村河内守さんの曲を代作していた新垣隆氏

 聴力を失った作曲家で「現代のベートーベン」と呼ばれる佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏(50)が、実際は曲作りをしていなかった問題で、ゴーストライターを務めていたと公表した桐朋学園大非常勤講師の新垣隆氏(43)が6日、都内のホテルで謝罪会見をした。

 新垣氏は「佐村河内さんと出会った日から18年にわたり、彼の代わりに曲を書き続けてきた。私は佐村河内さんの共犯者です」と告白。「何度もやめようと言ったが受け入れてくれなかった。曲を書かないと自殺すると(佐村河内氏に)言われた」と生々しいやりとりも明かした。

 また、フィギュアスケート男子日本代表の高橋大輔が「ヴァイオリンのためのソナチネ」を使用していることに絡み、ソチ五輪の前に公表するか苦悩したと言う。だが「このままでは高橋選手までウソを強化する材料になり、五輪の競技後に発覚した場合、高橋選手が戸惑い、偽りの曲だったと世界から避難されると思い」公表に至ったと説明した。

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