瀧本美織 大粒の涙 「風立ちぬ」に5分間の喝采 ベネチア映画祭

[ 2013年9月3日 06:00 ]

ベネチア国際映画祭で宮崎駿監督の新作「風立ちぬ」が上映され、観客から拍手を受ける瀧本美織(中央右)とスタジオジブリの星野康二社長

 イタリアで開催中の「第70回ベネチア国際映画祭」で1日夜(日本時間2日未明)、宮崎監督の新作「風立ちぬ」が公式上映された。

 本編が終了しエンディングに主題歌「ひこうき雲」が流れると、総立ちの観客からは約5分間のスタンディングオベーションが起こった。

 出席したヒロインの声を務めた女優・瀧本美織(21)は大粒の涙を流しながら「監督に感謝の気持ちを伝えたいです」とコメント。共同電によると、現地では宮崎監督の引退表明により、「風立ちぬ」に何らかの賞が贈られるのではないかとの臆測も流れ始めた。

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2013年9月3日のニュース