半沢直樹を頭取に!?続編を望む熱い声「ミタ超えも期待できる」

[ 2013年9月3日 06:00 ]

TBS「半沢直樹」で主演する堺雅人

 TBSが1日に放送した連続ドラマ「半沢直樹」(日曜後9・00)第7話の平均視聴率が関東地区で30・0%、関西地区で31・2%だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 関東地区では、第5話(8月11日放送)と第6話(同25日放送)でマークした今年のドラマの最高視聴率29・0%を更新し、初めて30%の大台に乗った。関西地区は第6話の32・8%に続く30%超えとなった。

 連ドラの関東地区での30%超えは、11年12月21日放送の日本テレビ「家政婦のミタ」最終回(40・0%)以来。ただ「―ミタ」は最終回以外は30%に届いておらず、最終回までに30%を超えた作品をさかのぼると05年の同局「ごくせん」以来、8年ぶりの快挙となる。瞬間最高は、半沢(堺雅人)が大和田常務(香川照之)に土下座し、次回予告に入る午後9時52分の34・5%だった。

 半沢は初回から一度も視聴率を落とすことのない“出世街道”まっしぐら。「倍返し」の決めぜりふが、他局の番組でも使われる流行語にもなる人気ぶりで、多くの民放関係者から「40%のミタ超えも期待できるかも」との指摘がある。局内外では早くも「半沢が頭取になるまで描いてほしい」と半沢の出世と続編を望む熱い声が上がっている。

 直木賞作家、池井戸潤氏の原作小説も大人気。「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」(ともに文春文庫)の累計発行部数は、2冊ですでに200万部を超え、210万部突破も確実で、7月7日に放送が始まる前の45万部から“4倍以上”となった。

 最終回(全10回)の22日放送まで、半沢の“倍返し旋風”はどこまで勢いを増し続けるのか――。

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2013年9月3日のニュース