ワン・ダイレクションの新作映画 全米興収トップを飾る

[ 2013年9月3日 01:50 ]

今年1月に来日、花束を贈呈した女優の堀北真希(左から4人目)とフォトセッションに臨む「ワン・ダイレクション」

 英国の5人組ポップグループワン・ダイレクションの新作3D映画「ワン・ダイレクション THIS IS US」(日本公開11月1日)が、先週末8月30日から9月1日の全米興行収入でトップを飾った。

 同ドキュメンタリー映画は、英国のグループとしては初めて、デビュー・アルバムが全米初登場1位を獲得するなど、今や世界中で大人気の5人組がスターダムを駆け上がるまでの姿に追ったもので、公開後初となるこの週末に1700万ドル(約16億8000万円)の興行収入を記録。これまで2週に渡って1位の座をキープしていたリー・ダニエルズ監督作「ザ・バトラー」を抑えた形となった。

 米国では、2日が祝日のレイバー・デーにあたることから、休日を含めた4日間での興行成績は2200万ドル(約21億8500万円)弱に達する見込みだ。

 ソニー・ピクチャーズの世界配給部門でトップを務めるローリー・ブリュアー氏は「この結果に大満足です。我々の予想をはるかに超える結果です。ここアメリカだけでなく、世界中で成功を収めています」と話す。

 モーガン・スパーロック監督は、本作を引き受けたことには何の迷いもなかったと語っており「この作品のことをとても誇りに思っているよ。これで観客達は ワン・ダイレクション のことを違った風に見るようになると思うね。メンバーはみんな地に足がついていて、しかも控えめなんだ」と話している。

 また、メンバーのリアム・ペインは「自分の家族と離れているのはとってもつらいことだよ。でもみんなの姿を映像で見るのはもっとつらいね。父が僕をパブに連れて行きたいって話してるシーンを見ると毎回泣きたくなっちゃうんだ。だって僕がツアーに出てる間、家族がどんな風に思っているのかって聞いたことがないからね」と述べている。

 ▽「ワン・ダイレクション THIS IS US」は8月30日から9月1日の3日間で 1700万ドル(約16億8000万円)を稼ぎ出し、2位の「ザ・バトラー」は1470万ドル(約14億6000万円)を、そして3位のジェニファー・アニストン主演最新作「ウィアー・ザ・ミラーズ」は1260万ドル(約12億5100万円)を記録している。

続きを表示

2013年9月3日のニュース