50~60年代の音源を発見 クラシック音楽の名演奏

[ 2013年9月3日 13:04 ]

 TBSホールディングスは3日、世界的なチェロ奏者の故ロストロポービッチさんが初来日したときの演奏など、1950~60年代にラジオ東京(現TBS)の音楽番組で放送された著名なクラシック音楽家の貴重な音源218点が同社内で見つかった、と発表した。

 同社によると、音源は、ロストロポービッチさんのほか、チェロ奏者の故カザルスさんの初来日公演(61年)、バイオリニストの故ハイフェッツさんの最後の来日公演(54年)、ピアニストの故安川加寿子さんらによる公開生放送での演奏(55年)など。

 同社が運営するクラシック専門インターネットラジオ局「OTTAVA(オッターヴァ)」で、見つかったものの一部を15日午後6時から放送する。

 音源は、51年のラジオ東京開局とともに始まったクラシック専門番組「百万人の音楽」などで放送された。同社地下倉庫のアナログテープをデジタル化する作業を進める中で見つかったという。モノラルだが収録は高音質だった。

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2013年9月3日のニュース