徳永英明 カバーアルバム史上初 600週チャートイン

[ 2012年4月17日 07:40 ]

カバーアルバム史上初のシリーズ累計600週チャートインする徳永英明

 歌手の徳永英明(51)が23日のオリコン週間アルバムチャートで、シリーズ累計600週チャートインをすることが明らかになった。カバーアルバム「VOCALIST」シリーズ5タイトル合計で達成。カバーアルバムとしては史上初の快挙となる。

 その徳永が5月30日にシリーズ6作目となる「VOCALIST VINTAGE」をリリースする。今回カバーしたのは弘田三枝子「人形の家」、いしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」、青江三奈「伊勢佐木町ブルース」など昭和のムード歌謡。徳永自身が「少年期の憧れであり希望となった楽曲たち」という思い入れたっぷりの選曲。いずれも今や「VINTAGE」と呼ぶにふさわしい名曲の数々だ。

 当初、今年の徳永はオリジナル作品を制作する予定だったという。しかし昨年の東日本大震災以降、“日本の復興のために自分が歌うべきものは何か”と考えた結果、たどりついた答えが懐かしい昭和のメロディーだったのだ。「今の日本の復興に本当に必要なものは高度経済成長期の頃のようなエネルギーで、その時代を生き抜いた方たちの経験値が必要だと思う。だから今、当時はやっていた歌を歌うことで“その世代の方たちにその頃の活力を思い出していただければ”という思いで制作しました。上の世代が元気になれば、下の世代もおのずと元気になるはずだから」と語っている。

 「VOCALIST」シリーズは累計550万枚も売り上げており、今作で600万枚を突破するのは確実。さらに世界60カ国への配信も決定している。徳永の“癒やしの歌声”が世界中の人々を癒やすことになるだろう。

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2012年4月17日のニュース