よみがえる原田芳雄さん…一周忌に主演映画9年ぶり再公開

[ 2012年4月17日 08:00 ]

原田芳雄さん主演映画「ナイン・ソウルズ」のポスター

 昨年7月19日に亡くなった原田芳雄さん(享年71)の一周忌に合わせ、追悼ロードショーが行われることになった。03年公開の主演映画「ナイン・ソウルズ」(監督豊田利晃)で、東京・渋谷ユーロスペースで6月23日から7月20日まで再上映される。

 映画は刑務所を脱走した9人の服役者が失った時間を取り戻そうと、それぞれの夢や願いを見つめてさまよう物語。原田さんは、リーダー格となる最年長の殺人犯を演じている。

 追悼ロードショーを企画した孫家邦プロデューサーは「原田さんの俳優人生の後期を代表する作品の一本。内にすごみと温かさを秘めた役で、ハードボイルドな格好良さがひしひしと伝わってくる」と同作を選んだ理由を説明。松田龍平(28)や松たか子(34)、瑛太(29)ら現在も活躍する出演者が多く登場することもあり「今の観客にも受け入れられる」と自信を見せる。

 同作で、憧れだった原田さんと初共演を果たした松田は「自分にとって特別な思い入れのある作品が、9年ぶりに再公開されることをうれしく思います。この映画を見た方も見ていない方も、ぜひ劇場でご覧ください」とコメント。豊田監督は「芳雄さんはこの映画からたばこをやめ、ジョギングを始めて、体を鍛え直していました。映画が終わった後“また一から始めないといけないことを気づかされた”と感想を述べていました」と回顧しており、原田さんにとってもターニングポイントになった作品だったようだ。

 再公開にあたり、メーンビジュアルのチラシに加えて、主要キャスト16人それぞれをクローズアップした計17種類のチラシを新たに製作。原田さんの男くささにあふれたチラシは話題になりそうだ。命日には入場料を通常の1800円から1000円に値下げする企画も実施。同日には追悼イベントも開催、松田や豊田監督らが出席し、トークショーなどが行われる予定だ。

 「ナイン・ソウルズ」は大阪や名古屋、福岡などでも順次公開される。

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