太田幸司氏 宝塚音楽学校入学の長女に“マサになれ”

[ 2012年4月17日 06:00 ]

歓喜に目を潤ませる太田幸司氏長女の玲奈さん

 兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(岩崎文夫校長)で16日、第100期生の入学式が行われた。元プロ野球選手で近鉄や阪神で活躍した太田幸司氏(60)の長女玲奈さん(18)ら40人が伝統のグレーの制服に身を包んで登場。未来のタカラジェンヌへ第一歩を踏み出した。

 先月29日の合格発表の際、「4回目の受験でラストチャンスだったので本当にうれしい」と笑顔を浮かべていた玲奈さん。娘の晴れ姿を見に訪れた幸司氏は「9回裏、逆転ホームランですね」と喜びを爆発させた。「ドラフトでやっと球団入りしたようなもの」と注文を付けた上で、前日15日にプロ野球史上最年長で先発勝利を飾った中日・山本昌投手(46)を引き合いに「長く元気にやってほしい」とエール。最後は「体が丈夫なのは僕に似たのかな。似なくていいのに、お尻が大きいのも一緒ですけどね」と冗談交じりに話すなど父親の顔ものぞかせた。

 女優の故夏目雅子さん、故田中好子さんのめいでプロゴルファー小達敏昭氏(44)の長女・はるなさん(16)も入学。敏昭氏は仕事の都合で来場できなかったが、母・郁子さんが出席した。はるなさんは、この日までに2度、敏昭氏の実家を訪問。仏壇に手を合わせて夏目さんに報告したといい、郁子さんは「親元を離れるのは初めてですが、おおらかな性格なので大丈夫だと思う。厳しい世界ですが頑張ってほしい」と今後の活躍を祈っていた。

 また、元プロ野球選手の清原和博氏(44)の親戚にあたる清原優衣奈さん(17)も入学。新入生は今後2年間、バレエや舞踊などのレッスンを受け、歌劇団が創立100周年を迎える2014年4月の初舞台を目指す。

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