48回目 北島三郎も実感「いつもの紅白とはちょっと違う」

[ 2011年12月29日 16:56 ]

「第62回NHK紅白歌合戦」リハーサルに登場、笑顔を見せる北島三郎

「第62回NHK紅白歌合戦」リハーサル

 48回目の出場となる北島三郎(75)は今年芸能生活50周年を迎えた。

 「50年というのは大きな節目にはなった。あっという間だった気もするけど、振り返ると長い。でも、完成がありませんから、まだ50年かな。悔しい年を今年までにして、来年からはきっといいことが詰まっている気がする。今は一番の頑張り時かなと。だから、僕はまだ50年という気持ちで頑張ります」と語った。

 今年は「帰ろかな」を歌うが、「今、故郷に帰れない人もいる。早く帰れたらいいと思う。そういう人たちのために、決して悲しくなく、きっと帰れるんだって、明るく歌いたい」。紅白全体としても「今年は元気が出るような曲が多い気がする。いつもの紅白とはちょっと違う」と思いを語った。

 「今年はいろいろなことがあった。今こそ、元気よく上を向いて歩きたい」とこの1年を振り返った北島。7歳コンビなど若い世代も多く出演する紅白になるが、会見前には司会の嵐らの面談を受けたことを明かし「“俺も同じ世代があった。忘れていたものを俺にくれ”と話してきました。嵐くんたちはニコニコ笑ってましたね」と笑った。

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2011年12月29日のニュース