「嵐」東北応援企画 櫻井翔が再生ピアノで伴奏

[ 2011年12月29日 06:00 ]

第62回NHK紅白歌合戦

 白組司会を担当する「嵐」の5人がプレゼンターとなって東北応援企画が決まった。

 福島県で津波の被害を受けた中学校のピアノで櫻井翔(29)が伴奏を演奏。昨年の紅白の特別企画曲「ふるさと」を嵐のメンバーや、出場歌手らと大合唱する。作詞を担当した小山薫堂氏(47)が新たに2番の歌詞を書き直した。

 ピアノは中学校の体育館で長年使われてきたもので、3月11日には卒業式が行われていた。津波で浸水し、泥まみれになったが、ピアノ業者が時間をかけて修理した。櫻井は「半年かけて再生を果たしたピアノ。それは、いまもたくさんの傷痕の残るものでしたが、どこか澄んだ音色を響かせます。調律師や福島の子供たちの思いを乗せ、“ふるさと”を奏でたい」と話している。

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2011年12月29日のニュース