ソフトバンク・柳田がリハビリ組に合流 中谷リハビリコーチ「まずはケアが優先」

[ 2024年6月19日 06:00 ]

ソフトバンク・柳田

 復活へ第一歩を踏み出した。右太腿裏を痛めて離脱中のソフトバンク・柳田悠岐外野手(35)が18日、筑後ファーム施設でリハビリ組に合流した。チーム関係者らにあいさつを済ませると、筋肉の状態を確認し、電気治療などを行った。

 柳田は5月31日の広島戦で走塁中に右脚を痛めた。翌1日に佐賀市内の病院で「右半腱様筋損傷」で全治約4カ月と診断され、レギュラーシーズン中の復帰は厳しい状況となっていた。

 球団トレーナーによると、経過は良好だという。野手担当の中谷リハビリコーチは「まずはケアが優先。(柳田は痛みが)あるとは言っている。やれることをやる感じだと思います」と今後の見通しを語った。復帰時期については「まずは状態を確認して」と話すにとどめた。

 柳田は過去にいくつもの困難を乗り越えてきた。16年9月には右手薬指骨折、17年9月には右脇腹痛で離脱したが、いずれもポストシーズンで復帰。19年4月には左膝裏肉離れで離脱したが、8月に1軍に戻り、復帰初戦で安打を放ってファンから歓声を浴びた。右脚を痛めるのは今回が初めてだが、ケアを重ねながら一歩ずつ復帰までの階段を上がっていく。

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