「ザ・キャッチ」ウィリー・メイズさん死去 93歳 通算660本塁打、戦後最高の外野手

[ 2024年6月19日 10:37 ]

ウィリー・メイズさん(AP)
Photo By AP

 大リーグのジャイアンツで主に活躍し、「ザ・キャッチ」などで知られる通算660本塁打の万能外野手、ウィリー・メイズさんが18日、心不全のため93歳で死去したと米大リーグ機構(MLB)が発表した。ジャイアンツのラリー・ベア会長によると、メイズさんは過ごしていた米カリフォルニア州パロアルトの施設で亡くなったという。息子マイケルさんはジャイアンツが発表した声明で「父は愛する人たちに囲まれて安らかに亡くなりました」と述べた。

 メイズさんは1931年5月6日生まれ、アラバマ州ウエストフィールド出身。黒人リーグを経て1950年にジャイアンツと契約し、20歳の翌51年5月25日のフィリーズ戦でメジャーデビューした。20本塁打、68打点をマークして新人王に輝き、52年途中から兵役に就いたものの、復帰した54年に打率・345で首位打者を獲得し、最優秀選手賞(MVP)も受賞した。

 同年のインディアンス(現ガーディアンズ)とのワールドシリーズ第1戦では、2-2の8回無死一、二塁のピンチで、背走しながら中堅後方への飛球を好捕。延長戦を制したジャイアンツはそのまま4連勝を飾り、シリーズ制覇の流れをつくったプレーは「ザ・キャッチ」として今も語り継がれている。

 シーズンMVP2度、本塁打王と盗塁王に各4度輝き、57年からは12年連続でゴールドグラブ賞を受賞し、54年から20年連続でオールスターに選出。史上唯一の「3000安打、300本塁打、打率3割、300盗塁」を達成し、「戦後最高の外野手」と称えられた。通算成績は3005試合出場、3283安打、1909打点、打率・301、339盗塁。73年にメッツで現役引退し、79年に米国野球殿堂入りした。ジャイアンツ、メッツでの背番号24はいずれも永久欠番。バリー・ボンズの名付け親としても知られる。右投げ右打ち。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年6月19日のニュース