ヤクルト・村上 昨年まで使っていたバットで「手応えは完璧」特大弾

[ 2024年3月18日 05:30 ]

オープン戦   ヤクルト6―1オリックス ( 2024年3月17日    神宮 )

<ヤ・オ>6回、2ランを放つ村上(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルト・村上が悠然と歩き始めた。やはり“確信歩き”がよく似合う。6回1死二塁。149キロ外角直球を右中間席上段に運んだ。3日の中日戦以来17打席ぶりに放ったオープン戦2号は130メートルの特大弾。「手応えは完璧。しっかり捉えられた」と力を込めた。

 今季は従来より長い形状のバットを使用してきたが、2打席凡退で迎えた6回は昨年まで使い慣れたバットに戻して快音を響かせた。「久々に使った。しっくりきている」と話したが、今後も違うタイプを試すなど開幕まで妥協することはない。試合直後の出陣式でファンにV奪回を誓った高津監督も、村上について「凄い気分が良さそう。“やっと”みたいなことを言っていた」と目を細める。

 開幕投手候補の小川が上半身のコンディション不良で離脱するなど、現在14選手がリハビリ組に属する緊急事態。村上への期待は大きい。(伊藤 幸男)

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