【センバツ】近江・多賀監督「監督のミスで負けた」　暴投のエース西山に「夏リベンジ果たして」

第96回選抜高校野球大会第1日第3試合   近江1―2熊本国府 （ 2024年3月18日    甲子園 ）

センバツ高校野球＜熊本国府・近江＞5回、ナインに指示を出す近江・多賀監督（撮影・北條　貴史）
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　第96回選抜高校野球大会が18日、甲子園球場で開幕した。第3試合は、2年ぶり出場の近江（滋賀）が1―2でサヨナラ負け。多賀監督「私のミスです、初回のスクイズ、8回のスクイズ、チャンスで点が取れなかったことが非常に大きかった」と自身の采配を悔やんだ。

　エースの西山恒誠（3年）は本調子とは言えなかったものの、9回まで1失点14奪三振の快投。しかし、最後はサヨナラ暴投での敗戦となった。

　近江は昨年秋の秋季大会もサヨナラ負け。多賀監督は「ここでもサヨナラ負け、西山がこれをどう受け止めてやってくれるか。チームを勝利に導けなかったという気持ちでいると思う。夏、このリベンジをこの場所で果たしてほしい」とエースのさらなる成長に期待した。また「きょうは監督のミスで負けたのでいいにくいですが、ゼロからチームを再建したい」と自らも夏に向けて闘志を燃やした。