ドジャース・バーンズ 由伸は「グローブを動かす必要がなかった」 制球、球威、投球術すべてを絶賛

[ 2024年2月13日 03:40 ]

投球を終えてバーンズ捕手と話す山本
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 ドジャースのオースティン・バーンズ捕手(34)が12日(日本時間13日)、米アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設で報道陣に対応。ブルペンで投球を受けた山本由伸投手(25)の印象を語った。

 ドジャース一筋で通算545試合に出場。さらに昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではメキシコ代表として戦ったベテランにとっても、日本最高峰の投手の印象は鮮烈だった。

 キャンプ初日にブルペンで山本の球を捕球。「とても印象的だった。制球力は特別なものがあり、速球と変化球はとてもよかった。私はグローブを動かす必要がなかった。好きな位置にボールを投げることができ、何がやりたいかもわかっている感じだった」。高いレベルでの完成度を感じ取った。

 WBCで準決勝で山本と2打席対戦した。「高めの速球で三振したと思う。ワインドアップから足を上げないで投げてくるから、投球フォームで幻惑される。おかげで速球は伸びてくるように感じられる」と対戦したからこその特徴もつかんだ。敵にしたら難しい。だからこそ「捕球できることになって嬉しいよ」と笑った。

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