ドジャース・山本由伸はリンスカム2世 ロバーツ監督サイ・ヤング賞腕に「似ている」

[ 2024年2月12日 02:30 ]

練習する山本(撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャース・山本はキャンプ2日目の10日(日本時間11日)、守備やけん制などのメニューをこなした。

 デーブ・ロバーツ監督は前日のブルペン投球を振り返り「全ての球に意図があった。ティム・リンスカムに似ている」と自身がジャイアンツ時代に一緒にプレーした08、09年のサイ・ヤング賞右腕で通算110勝の右腕に姿を重ねた。山本は身長1メートル78でリンスカムは1メートル80。前日、キャッチボール相手だったビューラーも「真っ先に浮かぶのはリンスカム。同じように手からボールが勢いよく飛び出てくる」とした。

 今後は11日(日本時間12日)、14日(同15日)にブルペン投球を行う予定。マーク・プライアー投手コーチは「その後は打者を立たせて試合を意識した調整になる」と17日(同18日)にもフリー打撃に登板する見通しを明かした。(杉浦 大介通信員)

 ≪即席サイン会に野茂T少年笑顔≫山本はこの日、フィールドから去る際に初の即席サイン会を実施。ロサンゼルス出身のマテオ君(11)が真っ先にサインをもらった。野茂英雄のドジャース時代の背番号16のユニホームを着たマテオ君は「うれしい。ノモのことも知っているけど、今一番好きなのはショウヘイ」と言いつつもサインボールを手に笑顔だった。

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