阪神&オリ 来季以降Vでもパレード実施は慎重に判断 大阪市・横山市長が方針示す

[ 2023年12月8日 05:15 ]

 大阪市の横山英幸市長は7日、プロ野球阪神とオリックスの優勝パレードについて、来年以降に優勝した場合でも実施は慎重に判断する方針を示した。ボランティアの警備要員として市職員を募った対応に市議会から批判が出たのを踏まえ、市役所で記者団に「全く無視して来年も実施となると、議会軽視になる。開催しないと判断したわけではない」と述べた。

 大阪府と市は11月23日に市中心部で行われたパレードに職員計約2500人をボランティアとして動員。特定球団への催しに公金を投入する対応に弁護士から懸念が示されたため、市は勤務扱いにしなかった。6日の市議会では「今後は勤務扱いにするべきだ」との声が上がった。

 今回のパレードは大阪府や兵庫県などでつくる実行委員会が主催し、兵庫県神戸市でも同日開催。兵庫県と神戸市は職員約1500人を「公務」として休日出勤扱いで動員し、大阪との“格差”が指摘されていた。

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