広島止まらん9連勝　“恐怖の8番”末包が大暴れ　先制打＆逆転3ランで4打点

セ・リーグ   広島5―3ヤクルト （ 2023年7月26日    マツダ ）

＜広・ヤ＞4回、末包は右中間に3点本塁打を放つ（撮影・奥　調）
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　広島は「8番・左翼」で2試合連続スタメンの末包が大暴れだ。逆転の2号3ランを含む4打点の活躍でチームを9連勝に導いた。

　まずは2回2死からデビッドソンの中前打などで迎えた一、二塁の好機で、左腕・高橋から右前へ運ぶ先制打を放った。

　2点を追う4回には待望の一発も飛び出した。敵失と四球による1死一、二塁で、2ボールからの外角高めチェンジアップを強振。6月16日の西武戦以来27打席ぶりとなる2号は、右中間スタンドに飛び込む鮮やかな逆転3ランとなった。

　6月13日に昇格しながら、前日25日の時点で打率・222、1本塁打、2打点。背水の陣を敷く大砲候補が、今季初の複数安打で１軍生き残りをアピールした。