ヤマハ33年ぶりの決勝進出!東海予選で敗れたトヨタ自動車にリベンジ 前野「引かずに戦う」2安打1打点

[ 2023年7月24日 21:59 ]

第94回都市対抗野球第11日 準決勝   ヤマハ(浜松市)2―0王子(春日井市) ( 2023年7月24日    東京ドーム )

<ヤマハ・王子>決勝進出を喜ぶヤマハナイン(撮影・木村 揚輔)
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 過去3度の大会制覇を誇るヤマハを90年以来、33年ぶりの決勝へ導いたのは今大会初スタメンの前野幹博外野手(27)だった。「9番・中堅」で起用されると、2安打1打点1得点。全2得点に絡み、ベンチの期待に応えた。

 「つなぐ意識で打てただけ。試合中は声を出しすぎて、ガラガラになっちゃった」

 ヒーローは苦笑いを浮かべた。3回先頭では右二塁打で出塁し、先制のホームイン。7回1死一塁では左中間二塁打を放ち、貴重な追加点を叩き出した。

 過去3試合はいずれも途中出場も、1本塁打を含む2打数2安打。好調さを買われただけでなく、東海2次予選で王子相手に2ランと三塁打を放った相性の良さも健在だった。

 決勝では同第1代表決定戦で敗れたトヨタ自動車に挑む。「前回は僕らのミスからスキを疲れたけど。あす(25日)は引かずに戦いたい」。PL学園出身のチーム前主将はナインの声を代弁した。
 室田信正監督も「どうやって勝つのか、というのが正直なところ。競った展開に持って行ければ…。できるだけミスがないようにしないと勝てる相手ではない」と難敵撃破をイメージしていた。

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