落合博満氏 中畑氏絶賛の球宴“乱闘ドッキリ”にオレ流評「あそこまでやる必要は…」

[ 2023年7月24日 18:31 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が23日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。19、20日に行われた球宴について言及した。

 2戦目ではDeNA・バウアーが予告投球。打者の日本ハム・万波が7球目のスライダーを捉え、ホームランを打った場面を振り返り、「球種を分かっていて打つって、結構難しいんですよ。簡単そうに見えますけど、結構難しいです。万波のホームランは素晴らしいと思う」と称えた。

 また、先発を務めた広島・九里が1番のオリックス・杉本に対しての初球で大暴投。杉本がマウンドに歩き出し、一触即発の雰囲気となったが、九里と抱き合う“乱闘ドッキリ”を演じた。

 これについて、中畑清氏は大絶賛。「いいですね。杉本の演技力にアッパレをあげたい。あそこまで本物の雰囲気を出すのは難しい。お客さんがどれだけ喜ぶかということを考えている」とうなずいた。

 しかし、落合氏は「あそこまでやる必要はない」とチクリ。球宴に出場していた当時の心境を振り返り、「素晴らしいプレーを見せるのが選手の役割だと思っていたんだね。そこまでやる必要はなかったのかなと」と話すと、中畑氏も「おっしゃる通りです」とタジタジの様子だった。

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