ロッテ佐々木朗希が6回1失点好投も8勝目ならず 最速160キロも…4戦連続2桁奪三振も逃す

[ 2023年7月24日 19:50 ]

パ・リーグ   ロッテ―ソフトバンク ( 2023年7月24日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>3回、柳田から三振を奪った佐々木朗(撮影・光山 貴大)
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 ロッテの佐々木朗希投手(21)が24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で後半戦初先発したが、6回4安打1失点で降板し、8勝目はならなかった。

 初回、先頭の牧原に三塁線を抜かれる安打を許したが、近藤、柳田をフォークボールで空振り三振。2死二塁となった場面で、中村晃を1ボール2ストライクと追い込みながら、141キロフォークボールを右前に運ばれた。それでも、栗原を空振り三振に仕留め、3三振を奪った。

 4回まで毎回走者を許しながらも、フォークボールを軸に追加点を許さない。5回、6回は3者凡退に抑えたが、奪った三振は9。4戦連続の2桁奪三振はならなかった。

 打線も初回1死三塁、2回無死一、二塁などの好機で得点できず、ソフトバンク先発の石川の前に3回から6回までわずか1安打。佐々木朗を援護できなかった。

 佐々木朗は今季は右手中指にできたマメの影響で3週間マウンドを遠ざかったものの、前半戦は12試合に先発して7勝2敗、防御率1・48、奪三振は121と圧倒的な投球を続けてきた。2年連続ファン投票で選出されたオールスターゲームでは、19日の第1戦(バンテリンドーム)の先発を務め、1回1安打無失点2奪三振で勝利投手になった。そこから中4日でのマウンドとなったが、93球でマウンドを降りた。

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